なぜ盲導犬と歩こうと思ったのか?

盲導犬と歩く前

私は、小学生から盲学校に通学していました。 盲学校では、白杖の歩行を少し練習しましたが、私はなかなか歩く事が出来ませんでした。 道を覚える事がなかなか出来なかった事と、人に聴く事がとても苦手だったのです。

しかし、中学生になってなんとか学校から家まで一人で歩けるようになりました。 とは言っても、毎日学校の行き帰りだけで、疲れてしまいました。

盲導犬を初めて見た時は

中学生になり、I先生が盲導犬と歩いてみえるのを、初めて見ました。 とてもおとなしくて、かわいいなあと思いました。 そして、生徒に盲導犬の事を話してくださる事も在りました。 盲導犬と歩くようになって、目が見えない事を忘れてしまいましたと話してくださった事が印象に残っています。 その時は、盲導犬はとても大切な存在なんだと思いました。

初めての体験歩行

遠足で盲導犬協会へ見学に行って、体験歩行をさせていただいた事も、盲導犬と歩くきっかけになったと思います。 歩くのが、とても早くて怖かったです。 しかし、真っ直ぐ歩いてくれた時には、とても嬉しかったです。 その頃から盲導犬と歩きたいと言う気持ちになりました。


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